生徒さんの感心した発想力

週に1度、市内の民間の学童でもピアノレッスンをしています。

本日のレッスンはこの4月からピアノを始めた小3の男の子。

元気にごあいさつをしたら早速弾き始めます。

-私-

(あらあら、二分音符を四分音符と同じ長さで弾いてしまっていますよっっ)

「この丸の中が白い音符ってどうやって弾くのかな?」

「先週やったんだけれど、覚えているかな?」

-生徒さん-

(イスから降りて小さく体を丸めて頭を抱えて考え込む)

-私-

(オイオイ、そんなおおげさな・・・。しかしなんてカワイイんだ!!!)

-生徒さん-

(静かに上半身を起こし上げ、自信たっぷりに)

「長押し!!!」

-私-

(笑いがこみ上げてくるのを一生懸命こらえながら)

「これは『2拍のばす』だったね!!」

「ちなみに『長押し』は正解ではないけれど表現としては的確、すばらしい。

他の人にはなかなか思いつかない表現だからキミのそういうところ自信を持って大切にしてネ!」

(スマホばかりじゃなくてピアノも練習してネ!)

もうこういうの大好き!!!

子どもの発想ってホントにおもしろい。

現代の音符は9世紀ごろに、膨大なグレゴリオ聖歌を記録するために誕生したものだ。

一方「長押し」という概念の誕生はいつなのか調べたが確認できなかった。

おそらくスマホやパソコンが普及した21世紀に広まったのだろう。

この2つがいったいどうしたらリンクするのだろうか。

それは分かりかねるが、物があふれ返っている現代、既存のものをいかに組み合わせて

新しいものを創り出すか、ということが勝負になってくることは確か。

子どものこういう潜在能力を開花をさせてあげたい!と言ったらおこがましいですが、

開花のお手伝いができたらいいな!!!

先入観や既存の枠に取らわれない子どもならではの自由で柔軟な思考に

こちらはいつも笑顔にさせられてしまう。

相応しくないシーンで突然思い出し、口角が上がってしまって、

「しまった!」と思うこともしばしば・・。

今日も楽しい1日をありがとう!!!